どうも、上田タカヒロです。
近年では副業を始めるという人が多くなってきました。もちろん、副業に対する考え方とか価値観というのは人それぞれ違うものですし、そもそも副業をする・しないというのは自由です。
しかし、副業をすることで、やらない人に比べて圧倒的に人生の自由度を高めることができます。
なぜなら、会社員の収入以外の収入を得ることで金銭的な余力が出てくるからです。
何か価値のあるものを手に入れたり、価値のある経験をするためには必ずその対価としてお金が必要になってきます。
要するに、それに必要なお金があれば少なくとも何かを我慢したり、眺めているだけだったり、そもそも生活費などの面で困るということが無くなってきます。
なので、なるべく人生の早い段階で会社員としての収入を0→1にするスキルを身につけておくことが、人生をより充実させ自由度の高い暮らしを可能とすることに繋がります。
そこで今回は、これまで副業を全くしたことがないという方へ向けて、せどりという副業がなぜ最適なのかと、せどりで稼ぐための考え方についてご紹介します。
なぜ副業をするのか
まずそもそも副業をする目的というのは人によって大きく3つに分けられます。
お小遣いを稼ぐため
副業に興味を持つ理由として最も多いのが『お小遣いレベルを稼ぎたい』というものです。
あと3万円あったら・・・とか、あと1万円あったらいいなとか、だいたいこのくらいを想定している人が副業で稼ぐ動機としては多い傾向があります。
お小遣いの使い道としては、
・欲しいものを買う
・コト体験をしたい
と考える人が多いと思います。
欲しいものといえば、
・流行りのファッションを揃えたい
・好きな車の頭金にしたい
・好きなゲームを我慢せずに買いたい
などなど、上げればキリがないですよね。
コト体験というのは、具体的には
・ディズニーランドに行きたい
・沖縄旅行をしてみたい
・北海道グルメを満喫しに行きたい
といった体験型で後から思い出や経験として蓄積していけるものをいいます。
多少月々の積み立てが必要なものもありますが、これらは基本的にはお小遣い程度のレベルで十分解決できる悩みですね。
そういった現実的に手が届きそうな目的のために副業を始める人も実際にはとても多いです。
ビジネスの経験値を上げるため
私も会社勤めをしていたことがありますのでわかりますが、サラリーマン勤めをしているとなかなかビジネスの本質というのを経験する機会というのがありません。
それがなぜだろうと考えると、サラリーマンとはビジネス全体のごく一部を回してるだけの存在だからです。
自分が居なくたってビジネス自体は回るし、1人いなくなっただけで途絶えるようなビジネスでは困るので、替えが効く仕組みになっています。
さらに、毎月一定の給料が貰えるので安定するように思うのですが、でも実際には他人のビジネスを回すために働くので時間とお金を奪われている存在でもあります。
ビジネスの本質を理解できないまま働かざるを得ないので、よってサラリーマンから抜け出せないというサイクルがあるわけです。
一方で副業を始めると、ビジネスの色々なことを経験して学ぶことができます。
せどりのような物販であれば、物を売る仕組み、安く仕入れて高く販売するといった具体的に利益を上げるまでの流れを経験でき、利益を上げるにはどこで仕入れどこで売れば良いのかという継続的にビジネスをするにはどうしたら良いかということを考えるようになります。
初めはうまくいかなくてもここを乗り越え軌道に乗り始めるとやがて本業以上の収入を稼ぎだす人が出てくるのも副業をやる醍醐味と言えます。
将来独立するため
そうして本業以上に稼ぐことを目的に努力し、実際にそれを達成できると、会社員から個人事業としてそれを本業にすることも夢ではありません。
独立を達成したいと思う動機としては、
・今の仕事に不満がある
・雇われずに働きたい
・集団での取り組みが苦手
など、お小遣い程度のお金が欲しい人の悩みからはさらに一歩踏み込んで、今の環境に対する不満、働き方のスタイル、個人の特性だったりと、より本質的な変化を求めている場合が多いです。
このように目的意識がはっきりしていて、達成意欲が強い人が本気になると一定の成果を出しやすい傾向があります。
どんなやり方があるのか
副業と一口にいってもやり方は様々です。
それぞれどんな副業が自分に合ってるのかそこはよく考えてみると良いです。
アルバイトをする
この方法が副業としては最もスタンダードな方法で手軽かもしれません。
決まった曜日、決まった時間に決まった場所へ行き、決まった仕事を決められた時間内に働くだけですので気楽でそれが苦にならない人であればおすすめできます。
ただし、アルバイトという方法ですと、
・特定の会社に所属する必要がある
・時間が拘束される
・満足のいく給料がもらえない
・給料の金額が調整しにくい(時間給のため)
というデメリットが挙げられる点に注意が必要です。
内職をする
データ入力だったりアンケートに回答したり、何かのパーツや部品を作ったりなど、在宅でできる副業としてはこちらもポピュラーな働き方です。
作業自体もさほど難易度が高くなく誰でも手軽にこなせる案件が多いのも人気のポイントです。
ただ、こちらに関しても
・時間が拘束される
・単価が安い
・量をこなさなければ稼げない
・給料の金額の調整がしにくい
というデメリットがあります。
アルバイトのような時間給ではなく、こなした量×単価が給料になりますので、効率性を追及したり地道な作業が苦にならない人にはおすすめできる働き方ですね。
個人で完結できる副業:せどり
アルバイトや内職といった働き方は他者依存による稼ぎ方ですが、自分本位で全てを完結できる副業として代表的なのがせどりです。
せどりというのは、すでに世の中に出回っている掘り出し物を探し出し、それを第三者へ販売することで利益を稼ぐという手法です。
掘り出し物と敢えて書きましたが、既に存在するモノには必ず平均的な価値というのがありますので、その価値以下で売られているものを見出すノウハウというのが不可欠です。
世の中で売られている99%は当然正当な売値で販売されているものばかりですので、真正面から眺めているだけではせどりで利益を得ることは難しいでしょう。
正しいやり方、仕入れるべき対象、仕入のためのテクニックなど、複合的なノウハウを習得して取り組む必要があります。ただし、仕入れるスキルやコツが身につくと、
・どこでもできる
・時間に拘束されない
・やればやった分だけ稼げる
・稼ぐ金額は青天井
ですので、チャレンジしてみる価値は十分あるといえます。近年せどりが流行しているのもこうしたメリットがあるからですね。
せどりで月収10万円を稼ぐには
アルバイトや内職などで月収10万円を稼ごうとすると、アルバイトなら時給800円×6時間×約20日、単価10円の内職であれば10円×10000件こなせばそれぞれ月収10万円になります。
ただ、副業としてやるためには時間的にも作業量的にも現実的ではありません。
本業に支障の出る副業だと本末転倒ですので良くても1万~3万円程度というのが一般的だと思います。それでもかなり根気は要りますが・・・。
一方で、せどりで月収10万円稼ぐ場合には利益が5000円の商品があればそれを20個販売すれば達成できるし、10000円の利益のものがあればたったの10個売るだけでも達成できてしまいます。
ここまで大きな利益をもたらしてくれるような商品が見つかるかというのが問題ではありますが、極論すれば考え方はそういうことです。
せどりで月収10万円稼ぐのに必要な時間
では、せどりで実際に10万円を稼ぐのに必要な時間についてですが、これについては扱う商品によってかなりばらつきがあります。
時間が左右される要因としては、
・仕入に必要な時間
・仕入量
・検品量
・梱包量
・発送量
これらを総括したものが必要な時間になります。
例えば、利益が500円の商品で月収10万円稼ぐとすれば500円×200個、つまり、200回仕入れて、200回梱包して、200回発送して・・・(話を単純化しています)という作業量が必要になります。
それが200円の利益のものであれば各作業が500回必要ですし、3000円の利益であれば33回やれば済んでしまいます。
なので、ここはどういったものを販売するかによって月収10万円までの道筋というのが大きく分かれていきます。
細かい作業が得意であれば、とにかく大量仕入れをして大量の作業をこなして細かく利益を得ていく手法でも正解ですし、大きな利益をドサッと1度に得るような商品を扱いたければ、それがどんな商品であれば実現できそうなのかリサーチしてみる必要があります。
必要な販路
最近では個人でネットショップを運営するというパターンが増えてきていますが、せどり初心者の時点でいきなりネットショップを開設するのは少しハードルが高いかもしれません。
理由としては、
・ショップ用のホームページを作る必要がある
・決済手段をどうするか
・どんな商品を並べると売れるのか
・集客ができない
上の2つについてはプロに依頼すればクリアできます。ただし、下の2点は初期の段階では必ず苦労します。
特に物販で欠かせないのが『集客』という考え方ですね。
これを一発で解決できるのが『プラットフォーム』を利用するということ。
代表的なのが
・Amazon
・ヤフオク
・メルカリ
これらは既に集客された状態であって、何か買おうとすればたいていの人がAmazonなどは使った経験があると思います。
何か必要なものがあって、何となくまずはこのサイト見てみようと思う人が多ければ多いほどそのショッピングサイトには集客力があるということです。
なので、せどりで売る場所は初めから集客が完成しているサイトを活用し、そこに商品を置いておくことでたくさんの人の目に触れさせることが簡単にできるようになります。
そのあとは売れにくければ売れるように出品説明文を整えたり、写真の撮り方を工夫してみたり価格設定を変えるだけでも見違えるように売れだすことが数多くあります。
これが集客力というものです。
集客力があるプラットフォームを利用すると何が売れているのか、逆に何が売れていないのか、売れるのに販売されていないものなどのデータが丸わかりなので、物販中級者以上でも勉強になることが多くそこがメリットでもあります。
効果的に短時間で稼ぐ
最後に、せどりにおいてあまり手数を多くせずに安定して月収10万円を稼ぐためには、
・仕入に多くの時間がかからない
・大量仕入れをしなくて良い
・検品に時間がかからない
・梱包に時間を取られない
・発送回数を抑えられる
ということを念頭に置く必要があります。
そして、できるだけ『高利益商品』を見つけ出すことがポイントです。
さらに、どれだけ高い利益率の商品であっても、1カ月も2カ月も売れないままだとそれはそれで困りものです。
なので、最短に効果的に10万円を稼ぐには『高利益商品』×『高回転商品』というのが黄金パターンとなります。
この辺りについては、過去記事でご紹介してますので参考にしてみてください。