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どうも、上田タカヒロです。
Amazonで販売をする上で欠かすことのできない
「FBA」を使用することのメリット、デメリット
についてご説明します。
FBAは「フルフィルメント by Amazon」の
頭文字をとった言葉で、
Amazonが出品者に代行して
販売から発送、カスタマーサポートを
請け負ってくれる便利なサービスです。
僕らのように、受注後
本業の合間に梱包、発送と
なるとそれなりの時間と労力が必要ですから
結論からいうと利用した方が良いと思います。
以下、詳細を見ていきますね。
■FBAを利用する3つのメリット
- ショップ運営業務の効率化
- 商品が売れやすくなる
- 商品が高く売れるようになる
以上の3点がFBAを利用する大きなメリットです。
1つずつ解説していきます。
1.ショップ運営業務の効率化
FBAを利用することで
商品を自分で梱包して段ボールに詰め込み、
送り先を記載して発送するという
一連の作業から解放されます。
一方で、
自己発送だと全ての作業を自分で行うので
数量が売れれば売れるほど
その作業量は膨大になってしまいます。
せどりは数をこなして
たくさんの人に販売することで
利益を確保していきますので、
可能な限りその作業量を軽量化できるFBAは
積極的に利用していくべきです。
また、自己発送の場合、
購入者から商品を買ってもらったタイミングで
たまたま旅行中だったり、
運悪く病気にかかっていたりして
すぐに発送ができない場合があると、
ショップに対して
・「発送が遅い」
・「対応が悪い」
など評価そのものに悪影響を
及ぼしかねません。
一度悪い評価をもらってしまうと、
ショップの評価を重視する購入者からの信用を失い、
途端に売れなくなることがあります。
(↑僕も1度経験しました・・・(-“-))
それに対し、FBAを利用していると
発送は24時間体制で行ってくれます。
しかも迅速に、自分が寝ている時にも
FBAなら休むことなく顧客に対応してくれます。
Amazonを利用したことがある人ならわかると思いますが、
綺麗なAmazon専用の段ボールに、
丁寧に梱包して詰め込んでくれるので
商品がお客様のもとへ届くときには
とても綺麗な状態で届きます。
ジュースやお菓子が入っていたような
使い回しの段ボールなどを使用すると、
それだけで悪い評価をされる可能性もあるため
発送梱包作業を馬鹿にすることはできません。
さらに、FBAであれば
万が一商品に不具合が発生してしまった場合
購入者へ返金・返品の受付も
カスタマーサポートで全て対応してくれる点が
最大のメリットです。
また、Amazon倉庫に商品を預けることで
自宅で在庫を保管するスペースが必要なくなり、
作業部屋を綺麗に保つことができます。
↑多くのせどらーさんの悩みでもあります(;’∀’)
できるだけ、そういった対応を
自分でしなくても済むように、
在庫を極力自宅保管しなくても済むように
FBAは積極的に利用していくのが良いと思います。
そうして、
本来自分で担うべき膨大な作業を代行してくれることで
空いたその時間を仕入れに充てたり、
儲けで旅行に遊びに行ったり、
別のことに回すことができる分
とても便利なサービスであるといえます。
2.商品が売れやすくなる
FBAを利用することで、
自己発送よりも確実に商品が売れやすくなります。
それは、
①2000円以上の購入で送料が無料になる
②購入者が選択できる支払方法の多様化
③Amazon prime対象品なので購入者から信用を得られる
④お急ぎ便や注文日にお届けする当日お届け便の利用
⑤ギフトラッピングサービス
FBAを利用すると、
上記のサービスを顧客へ提供することができます。
Amazon自身が出品している商品と
同様のサービスを購入者へ提供できるのです。
自己発送だとそういったサービスを
全ての受注に対して徹底することは実質不可能です。
それが難しい自己発送よりは、
購入者の立場としてはFBAで発送してくれる
「prime」対象商品を購入していきます。
Amazonが発送してくれるという
「安心感・信頼感」を与えることもできますよね。
3.商品が高く売れるようになる
まずは、下の画像をご覧ください。
上が自己発送の出品者、下がFBA利用の出品者です。
FBAを利用していると「✔prime」というマークが記され、
自己発送では+¥350と記載されていますので
購入者からはその違いは一目瞭然です。
さらに、FBA利用の方は
「AMAZON.CO.JP配送センターより配送されます」
と記載があります。
この記載があるだけで
購入者としては安心できるものです。
例えば、
「商品はきちんと届くのかな・・・」
「お金だけ取られたりはしないか不安」
「もし不良品や粗悪品が届いたらどうしよう・・・」
購入する側からすると
顔の見えないネットショップなだけに
少なからず不安な気持ちがあるものです。
そういう人に対して、
「この商品はAmazonから配送されますよ」
ということがわかる表記があるだけで
「安心感」という大きなアドバンテージを得ることができます。
この場合だと
自己発送とFBA発送の商品の差額は8円ですので、
多くの購入者は
8円高くても色々なサービスが受けられる分
FBA発送の商品を選んでいきます。
FBA利用なら
実際あと100円~300円程度高く出品しても
十分売れます。
それらを見越して
僕の場合同条件の商品で自己発送の出品者がいた場合、
それよりは高い価格設定で出品しますが、
先に出品していた自己発送の方々を置き去りにして
先に確実に売りきってしまします( *´艸`)
購入者の「Amazonなら安心できそう」
という心理が働き、それにより
多少高くても販売数が伸びるというわけですね♪
■FBAを利用するデメリット
FBAの手数料には、2つの料金体系があります。
①在庫保管手数料・・・商品サイズと保管日数に応じた手数料
②配送代行手数料・・・出荷作業手数料+発送重量手数料
これらを足し合わせたものが「FBA手数料」になります。
ですが、FBAを利用することで、
国内への配送料も追加負担も一切なくなります。
さらに初期費用や毎月の固定費がかかりませんので
(大口出品は月税別4900円)
売れた分にのみ課金される仕組みの為
とてもリーズナブルといえますね。
【FBAの料金プラン】
https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/fee.html
もう少し詳細を見ていきましょう。
①在庫保管手数料
Amazon FBA倉庫に保管されている商品には、
その寸法に応じて体積が計算され
預けている商品が実際に倉庫を占有する
保管スペースを毎日計算されます。
実際の占有スペースに対してのみ
在庫手数料が月々発生します。
②配送代行手数料
配送代行手数料には、
商品が売れた際にFBA倉庫から商品を探し出し
梱包・箱詰めなど出荷の準備にともなう
「出荷作業手数料」と、
購入者へ商品発送する際の
「発送重量手数料」から構成されています。
具体的には、金額・種類・サイズ・重量によって
料金体系が異なりますが、
FBAを利用検討中の商品で
実際にいくら手数料がかかるか気になる人は
「FBA料金シュミレーター」で試算することが可能です。
「FBA料金シュミレーター」↓
https://sellercentral.amazon.co.jp/fba/profitabilitycalculator/index?ld=NSGoogle
例えば、こちらのWii Uを「自己発送」で
19000円で販売したとします。
かかる手数料の見積額は・・・
ゲーム機カテゴリーの場合は
販売手数料のみで1547円を支払う必要があります。
これに購入者への配送料がプラスされます。
地域にもよりますが、
ヤマト運輸を利用すると概ね1200円~1900円程度です。
合わせて3000円程度の金額を
販売に伴って支払う必要が出てきます。
これをFBAで発送すると・・・
なんと1700円!
この場合、配送料も金額に込みですから、
たったの153円を追加するだけで
1200円~1900円相当の発送料金を
Amazonが負担してくれているのです。
結論をいうと、
FBAを利用するにあたって手数料負担はあるものの
Amazonという最強の販売プラットフォームを利用できながら
リーズナブルな配送料金を利用できるという点において、
FBAには手数料負担を上回るメリットがあります。
一度FBA倉庫へ送ってしまうと
当然ながらその後商品の状態や
コンディションチェックをすることができません。
まれに、購入希望者から商品の状態について
メールを頂く場合がありますが、
可能な限り応えられるよう、
出品前の動作チェック時に
商品の写真も撮っておくと良いです。
僕の場合、出品時は
写真付きで出品することを推奨してますので、
全ての取り扱い商品の状態を
覚えておくのは不可能ですから、
とりあえず写真があると何があった場合安心です。
実際、本体のシリアル番号を聞かれた際
写真を撮っていたおかげで答えることができ
その後無事に売れていきました(*’▽’)汗
以上がFBA利用におけるメリット・デメリットとなります。
実際には、Amazonを利用して出品する場合は
FBAを利用しておくメリットの方が
大きいものがあります。
私たちに代わって24時間体制で
顧客サポートをしてくれて、同時に
売れれば売れるほど重労働になる
発送業務も兼任してくれるため、
初心者に限らず
すべての出品者にとって大変強みになります。
また、手数料も上記のような商品などの場合は
自己発送よりもはるかに安くなりますし、
FBA手数料も念頭においた仕入れをすれば、
出品後24時間いつでもどこにいても、
何をしていても利益が出せる体制を
構築できてしまうわけです♪
この記事を読んで、
ぜひFBA出品を活用して自由な時間を手に入れていきましょう!
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